【水中ルアー動画】エクスセンス アーマジョイント 190S フラッシュブースト【エクスセンス】
ビッグベイトはそのアピール力から時として絶大な効果を発揮しますが、その構造から生まれるデメリットとしてキャストアキュラシーの問題があります。特にルアーが回転してしまうことでピンポイントを攻略する際の精度が低下し、飛距離にも影響を与えていました。そこでシマノは独自の機構としてアーマブーストを開発。キャストした際のルアー姿勢が安定し、橋脚付近を狙った正確なキャストやオープンエリアでの遠投が可能です。
【水中ルアー動画】エクスセンス アーマジョイント 190S フラッシュブースト【エクスセンス】
【水中ルアー動画】エクスセンス アーマジョイント 190F フラッシュブースト【エクスセンス】
ARMA BOOST【SHIMANO LURE TECHNOLOGY】
アーマブースト開発ストーリー【SHIMANO LURE TECHNOLOGY】
飛ばせるビッグベイトとして人気を博したアーマジョイント190に、新しくシンキングモデルが追加。フローティングでは攻めきれなかった、より深いレンジの攻略が可能です。またフローティングに比べて重量があるため、飛距離をだしやすく流れの速いポイントでもアクションが安定します。状況に応じて使い分けることで、これまで以上に戦略的なビッグベイトゲームが展開できます。
シンキングタイプの使い所は、フローティングでは攻めきれなかったレンジの攻略がメインです。ルアーがゆっくりと沈むため、中層の攻略がやりやすくなっています。水深の深いポイントの攻略や、ベイトの群れが表層に集まっている時でも、その下の層でアピールすることが可能です。
また流れの速いポイントでは、フローティングタイプと比べてシンキングタイプの方がアクションが安定します。さらに風の影響を受けてキャストしづらいシチュエーションでも、シンキングタイプの方が投げやすいため、状況に応じて使い分けることで、攻略の幅が広がります。
ビッグベイトのジョイント構造は、他のルアーにはない自然で滑らかなアクションを生み出します。その反面、この構造は空気抵抗を受けやすく、ルアーが飛ばないことはおろか、肝心な場面で回転してしまったり、ラインのフック絡みが多発していました。いくら泳ぎが良いとは言え、トラブルが頻発するようではせっかくのチャンスも手にすることができません。そこでこれらの課題を解決に導いたのが新テクノロジーのアーマブーストだったのです。
アーマブーストがもたらす効果
飛距離とアーマブーストの最大の秘密はジョイント部分の構造にあります。そのひとつがキャスト時にボディが丸く折りたたまれ、風の抵抗を受けにくくなる仕組みです。飛行姿勢が安定することで回転しづらくなり、飛距離のアップはもちろん、精度も向上しています。飛距離が必要なポイントから橋脚付近などのストラクチャーを狙った釣りなど、幅広いシチュエーションで使いやすいようこだわりました。
ライン絡みを防ぐプチロック
そしてラインのフック絡みを減少させるべく、フックアイの位置を細かく調整して検証を繰り返しました。これによりベストな位置にフックアイを設定していますが、さらに快適に使用できるよう、シマノのオリジナルであるプチロックを搭載しています。これはNESSAの「メタルドライブ」にも搭載されている機構で、フックアイをボディに半固定できる機能です。本来は、ボディが折りたたまれることによりライン絡みが頻発しやすくなるところですが、この機能により飛距離アップとライン絡みを起こしにくい使いやすさを両立させています。
磁石の力と半固定のアイデア
ボディが折りたたまれることで飛距離は劇的に改善しましたが、さらにアクションまで両立させるのは至難の技でした。ここがもっとも困難であったと言っても過言ではありません。テスト段階のアーマブーストは、ジョイント部分の可動域が広いため、水の抵抗を自然に受け流せず、あきらかに不自然なアクションになってしまっていたのです。これを解決すべく用いられたのが、磁石の力を活用するというアイデアでした。このジョイント部分に用いられているプレートは、ルアーが泳ぐ時に内蔵された磁石で半固定になるよう設計されています。これによりジョイント部分の可動域が定まり、ルアーのアクションも自然で滑らかな動きを実現しました。アクションが安定したことにより、ファストリトリーブからスローリトリーブにも対応します。もちろんキャスト時には磁石によるロックが解除されるため、しっかりと折りたたまれて、飛距離も安定する仕組みです。磁石の力で半固定にするというアイデアで、飛距離を犠牲にすることなく、ビッグベイト本来の艶めかしい動きを実現しています。
エクスセンスのアーマジョイントはフローティングタイプで190mmの大きさに設定しました。その理由としては、シーバスを騙しやすい水面直下のレンジを攻略するためです。バイトゾーンになりやすいこのレンジで、スローに引き波を活かしながらアピールできるようフローティングタイプに設定されています。そして190mmというサイズ感はコノシロや落ち鮎といった大型のベイトにマッチするサイズ感で、その存在感からランカーサイズのシーバスの攻略にも効果的です。
アクションはタイトなウォブンロールアクションで、ハイプレッシャーなポイントのシーバスゲームにも対応できるよう、同じ構造を持つネッサの「アーマジョイント150S」と比較して控えめなアクションに設定されています。これまでシーバス用のルアーとして多くはなかった、実用的なサブサーフェスジョイントベイトというカテゴリーが持つランカーシーバス攻略の可能性をぜひお試しください。
シンキングタイプの追加により、ハイプレッシャーなシーバスに対してより繊細にアプローチすることが可能になりました。私の場合、シンキングモデルは流れの速い場所でアクションを安定させるために使用することが多いです。特に干満差の大きいエリアの河川では、潮位との関係で緩やかな流れがしだいに激しい流れに変わることもしばしば。その流れの中で、ルアーは暴れすぎず馴染むようなイメージで泳がせたいので、重量のあるシンキングタイプのほうが使いやすくなります。この他にも流れ込みや、流れのある水門周辺などでも同様に使えるイメージです。
反対にフローティングタイプは、流れの緩やかな時に使用します。この時は、浮力のあるフローティングタイプのほうがアクションが安定しやすく、シーバスのバイトゾーンとなる水面直下を狙ったレンジキープもやりやすいためです。少しでもゆっくりと見せて喰わせたいようなときにもフローティングタイプが活躍します。
このようにお互いの特性を使い分けることで、1匹に出会える可能性も高められると思います。私の場合は、流れが速いところではシンキング。流れが緩やかなところではフローティング。ルアーの特性を使い分けて、ビッグベイトでシーバスを攻略する楽しみをぜひ味わってみてください。
私の場合、このルアーはヒラマサを誘うときのダイビングペンシルのようにアクションさせて使用することが多いです。その際、ロッドは下方向へさびくような動かし方をするのですが、シンキングタイプの追加により、このアクションがさらにやりやすくなりました。特に波風の影響で海面が荒れているようなシチュエーションでは、シンキングタイプの方が飛び出しにくく安定したアクションでシーバスにアプローチできます。そしてフローティングタイプの使い所としては、タダ巻きでのアクションがメインの時となります。こちらは流れの緩やかなポイントなどで、シーバスに対してゆっくりと見せながらアピールしたいときに使うことが多いです。
また新しく追加されたシンキングタイプの方は、フローティングに対してやや深めのレンジが攻略できます。表層を攻めていても、ほんのわずかな違いでシーバスのバイトする可能性が大きく変わってくるので、その時の状況に応じて、シーバスが好むレンジを微調整しながら探し当てることが釣果を伸ばす上で大切だと感じます。
最大の特徴であるアーマブーストのテクノロジーの効果で、遠投の難しかったビッグベイトをこれまで以上に遠くへキャストできるようなりました。サーチできる範囲が広がることはバイトのチャンスが増えることにもつながるので、幅広いシチュエーションで活躍してくれるルアーです。私の場合は、川幅がそこまで広くはない小〜中規模河川のエリアでの使用が特に増えると思います。そしてさらに使い所を絞るとすれば、ある程度エサとなる小魚のサイズが大きくなる秋〜冬にかけての時期がイメージしやすいです。落ち鮎パターンやボラパターン、コノシロやサッパなどがベイトの時には高い効果を発揮してくれると感じています。使い方としては、スローリトリーブに時おりトゥイッチやジャークを入れるのが基本です。フラッシング効果となめらかなアクションで寄せて喰わせるようなイメージで使用します。この時、河川の流れを利用してスジやヨレを狙い、流れてくるベイトを待ち構えるシーバスにアピールするイメージで使用するとさらにヒット率が高まると思います。またこのルアーの着水音も気に入っており、丸まって落ちることによって低く遠くへ響くような音はシーバスに対しても効果的だと感じることが多いです。ルアーの存在感をアピールできるだけでなく、捕食音を連想させるような音は周囲のシーバスの活性を高める効果に期待できます。ここまで様々な独自のテクノロジーが盛り込まれたビッグベイトはそう多くはずです。アングラーのテクニックも加えやすいルアーになっていると思いますので、ぜひ自分の釣り場でこのルアーだからこそできる独自のパターンを見つけてみてください。
飛距離が出せる点はもちろんメリットですが、プチロックの採用でフックのライン絡みがほとんどなくなった点がとても使いやすいと感じました。特にシーバスゲームではキャストを繰り返すことが多くなるため、トラブルレス性能が高いことで自分の釣りに集中しやすくなります。
またこのルアーは水面直下を泳ぐため、コノシロやサッパといった大型のベイトフィッシュがエサになっているシーンでは特に相性がよいと感じています。基本的にはタダ巻きで使用し、引き波を立てながらスローに巻くのが効果的です。
さらに私なりの使い方として、水面直下でテーブルターンさせる誘い方も使用することがあります。操作方法はロッドを水平に固定して、リールをクイックに巻いて止めてを繰り返すだけです。イメージとしてはペンシルベイトのドッグウォークを水面直下で行っている感覚です。シーバスのボイルが確認できるけれど、いまいちトップに反応しない状況や、日中の日が高い時間帯での釣行でスローなタダ巻きでは見切られてしまうようなときにも効果的です。ぜひ応用の使い方として試してみてください。
ボディをコンパクトに折りたたむことで、ジョイントベイトの致命的な弱点であるキャスト時のルアーの回転を克服するアーマブースト。ビッグベイトやジョイントベイトの従来イメージを覆す遠投性能とアキュラシーを実現しました。着水後はボディを繋ぐ専用プレートを磁石で半固定し、ジョイントベイトの特徴であるなめらかな泳ぎを再現します。
ミラープレートが反射を続ける 独自構造
ボディ内部にスプリングで反射板を吊るしたフラッシュブースト機構。ロッドアクション等の振動を利用し、さらにスプリングで振動をさせてルアーを動かさないドリフト中にも小刻みなキラキラとしたフラッシングで誘い続けます。
ベイトフィッシュの鱗のリアルなパターンを模倣したホログラム。複合ピッチホログラムを採用することで、本物のベイトフィッシュの鱗のように水中で複雑な反射を実現。シーンに合わせた様々なホログラムをラインナップ。
解説ページはこちら
品番 |
カラー番号 |
カラー |
タイプ |
全長(mm) |
重量(g) |
飛距離(m) |
沈降速度 |
潜行深度(参考値)(m) |
スイムフォーム(角度(°)) |
流速スペック(cm/秒) |
フック |
本体価格(円) |
商品コード |
JANコード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
XL-X19V | 001 | Nマイワシ | フローティング | 190 | 51 | 52 | - | 0.2 | 0 | 22~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
834744 | 4969363834744 |
XL-X19V | 002 | Aボラコノシロ | フローティング | 190 | 51 | 52 | - | 0.2 | 0 | 22~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
834751 | 4969363834751 |
XL-X19V | 003 | Aレッドヘッド | フローティング | 190 | 51 | 52 | - | 0.2 | 0 | 22~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
834768 | 4969363834768 |
XL-X19V | 004 | NチャートCandy | フローティング | 190 | 51 | 52 | - | 0.2 | 0 | 22~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
834775 | 4969363834775 |
XL-X19V | 005 | チャートコノシロ | フローティング | 190 | 51 | 52 | - | 0.2 | 0 | 22~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
834782 | 4969363834782 |
XL-X19V | 006 | Nアユ | フローティング | 190 | 51 | 52 | - | 0.2 | 0 | 22~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
834799 | 4969363834799 |
XL-X19V | 007 | Aシルバーコノシロ | フローティング | 190 | 51 | 52 | - | 0.2 | 0 | 22~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
834805 | 4969363834805 |
XL-X19V | 008 | TRマイワシ | フローティング | 190 | 51 | 52 | - | 0.2 | 0 | 22~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
834812 | 4969363834812 |
XL-X29W | 001 | Nマイワシ | シンキング | 190 | 58 | 54 | 20cm/秒 | - | 0 | 44~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
864864 | 4969363864864 |
XL-X29W | 002 | Aボラコノシロ | シンキング | 190 | 58 | 54 | 20cm/秒 | - | 0 | 44~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
864888 | 4969363864888 |
XL-X29W | 003 | Aレッドヘッド | シンキング | 190 | 58 | 54 | 20cm/秒 | - | 0 | 44~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
864901 | 4969363864901 |
XL-X29W | 004 | NチャートCandy | シンキング | 190 | 58 | 54 | 20cm/秒 | - | 0 | 44~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
864918 | 4969363864918 |
XL-X29W | 005 | チャートコノシロ | シンキング | 190 | 58 | 54 | 20cm/秒 | - | 0 | 44~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
864925 | 4969363864925 |
XL-X29W | 006 | Nアユ | シンキング | 190 | 58 | 54 | 20cm/秒 | - | 0 | 44~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
865007 | 4969363865007 |
XL-X29W | 007 | Aシルバーコノシロ | シンキング | 190 | 58 | 54 | 20cm/秒 | - | 0 | 44~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
865021 | 4969363865021 |
XL-X29W | 008 | TRマイワシ | シンキング | 190 | 58 | 54 | 20cm/秒 | - | 0 | 44~ | Front: #1, Rear: #2 |
4,800円 |
865045 | 4969363865045 |