エクスセンス レスポンダー 165F フラッシュブースト

【22SS新製品 シーバス】エクスセンス レスポンダー165F フラッシュブースト・MDレスポンダー129S ジェットブースト / 嶋田仁正【シマノオンラインフィッシングショー】

【水中ルアー動画】EXSENCE レスポンダー 165F FB【エクスセンス】

フラッシュブーストが搭載され新しく生まれ変わったエクスセンス レスポンダー 165F フラッシュブースト。ボディに内蔵された反射板は、165mmというボディサイズを最大限に活かした大きさになっており、エクスセンスシリーズのルアーの中でも特に高いアピール力を誇っています。そのサイズ感からただ巻きでも充分にアピールさせることができますが、ストップ&ゴーやジャーク、トウィッチといった誘いのアクションを入れた後にもアピールし続けることが可能です。ただ巻きに反応するも喰わせきれないようなシチュエーションで、より効果的にターゲットにアピールすることが可能となりました。

キャスト時にルアー内部の重心が後方へ移動するのがジェットブースト。飛行姿勢が安定するため、横風や向かい風のシチュエーションでも安定した飛距離を保つことが可能です。これにより165mmというシーバスルアーの中では大きめのサイズ感でありながら、空気抵抗の影響を受けにくく、同サイズのルアーではトップクラスの飛距離を誇っています。橋脚の明暗部での攻略や、干潟、サーフなど様々なシチュエーションで快適に使用することができます。

従来のレスポンダーにはシマノ独自のボーン素材が用いられており、スケールブーストN（Natural）、A（Appeal）の2つが中心でした。しかし今回のレスポンダー 165FではABS樹脂が採用され、クリアボディを活かしたスケールブーストT（Transparent）も新たにラインナップへ加わっています。天候や水質など様々な状況変化に合わせてシーバスに最適なカラーでアピールすることが可能です。一級ポイントで磨き上げられたカラーローテーションを取り入れて、スレたシーバスに対してより効果的にアピールできるようになりました。

見た目では小さな変化ですがレスポンダー 165Fでは大型のシーバスの引きに耐えられるよう専用の太軸フックアイが採用されています。これは従来の約2倍の強度が確保されており、大型リングも搭載できる大径仕様です。これによりフックの可動域が広くなり、リングがロックしてバラしにつながるリスクが軽減されています。またリップデザインにもこだわっており、泳ぎと飛距離の両立に成功。シャローレンジをデッドスローで誘うことが可能となり、無警戒なボラやコノシロ、弱った落ち鮎をイメージした誘い方も可能です。

わずかな水の抵抗でもワイドに泳ぐことを念頭において設計されたレスポンダー。そのラインナップは129mmから始まり、次に109mm。そして新たに165mmが追加されました。もっとも大きく変わった要素がフラッシュブーストの搭載です。内部にはボディサイズを活かした面積の大きな反射板が使用されており、ひときわ大きなアピール力を誇っています。またこのレスポンダーはもともとシマノ独自のボーン素材を用いて設計されていましたが、フラッシュブーストを搭載するため今回の素材にはABS樹脂を採用しました。ボディバランスをいちから設計することで従来のレスポンダーの性能を活かしつつ、新しいテクノロジーの搭載に成功しています。またカラーラインナップにクリアカラーを追加することが可能となり、カラーローテーションによる攻略の幅が広がりました。デイゲームではフラッシュブーストとスケールブーストの組み合わせにより、強烈なフラッシングを放つことでより広範囲の魚へアピールできます。ナイトゲームではクリアカラーでルアーのシルエットによる存在感を弱めつつ、165mmという大きさから生み出される強い波動でターゲットにアピールする使い方も効果的です。基本的な使い方はただ巻きで、シャローレンジをワイドなロールアクションでアピールします。ウォブリングを抑えた控えめなアクションでベイトの大きさに関係なく1年中使えるルアーとなっていますので、ぜひそのポテンシャルの高さを実感してもらいたいです。ルアーサイズに抵抗があってビックミノーを使ったことがない方にも、ぜひ一度は試してほしいルアーですね。