ナイロン一辺倒といってもよい磯フカセ用ラインに、新たな旋風を巻き起こした『LIMITED PRO PE G5+ サスペンドタイプ』。
コシのなさと軽い比重がネックだった従来のPEに、新技術で適度なハリと高比重を与えウィークポイントを克服。
PEの新たな可能性を発掘することに成功し、現在ファン急増中である。
それぞれ異なる性質を持つ、ナイロンとPE。互いの長所を活かすことで、フカセ釣りはさらに進化する。
まさにオールマイティー
磯釣りの各シーンにおいて、バランスよく機能を発揮するのがナイロン。飛距離や感度ではPEに劣るが、高い伸縮性によりクセがつきにくく、しなやかで扱いやすいため初心者にもおすすめの万能ライン。
進化を遂げた次世代ライン
ナイロンと同じ強度であれば圧倒的に細い糸が使え、段違いの飛距離が出るのが大きな特徴。さらに水や風を切る際の抵抗が少ないため、ラインメンディングなどの操作性にも優れている。多少扱いには慣れが必要だが、さらなる進化が期待されるライン。
浅ダナ&早い手返しの釣りに
磯釣りにおいてのフロートタイプラインはナイロンがメイン。浅ダナでの使用が主になるため、短いサイクルで手返しよく釣る競技に向いている。風や波の影響を受けやすく、使い所を選ぶ必要がある。
深ダナでのじっくりアプローチに
海面下にラインを置けるため、風や波の影響を受けにくいのがサスペンドタイプの特性。水切りのよいPEは水中に沈んだ後からでも操作がしやすく、ナイロンよりもさらにスムーズなメンディングが可能である。
海面下で風をかわせるサスペンド。さらにPEなら操作性UP!
ラインを操作する上で厄介なのが「風」。ラインが受ける抵抗によってウキが引っ張られたり、無駄に糸フケが出てしまうなど、風が与える影響はフカセ釣りにおいて非常に大きなものがある。海面に浮くフロートタイプはその影響をより受けやすいため、風が弱く、波穏やかな状況に向く。サスペンドタイプは海中に沈むため影響を受けづらく、オールラウンドに使用可。またナイロンよりもさらに細身のPEは風切りに優れ、ラインメンディングもしやすい点でナイロンより対処しやすい。
素材の特徴が生きるシチュエーション。流れの強弱で使い分けるべし!
磯釣りにおいて最重要ともいえる要素が「潮流」。魚の活性はもちろん、流れの向きや強さは、仕掛けのなじみに多大な影響を及ぼす。本流など流れの速い場所では、潮に乗せてラインを出しながら仕掛けを送り込む作業が必須。一本潮ならナイロンでも十分に対応可能だが、湧き潮などでスムーズに仕掛けが入らない場合は影響の受けにくいPEがオススメ。また潮が弛んだときも、低活性時の繊細なアタリが拾いやすいPEは有効といえる。
一口に潮流と言っても、方向や速度もさまざま。アタリを逃さぬよう適度な張りを保ちつつ、操作性に優れたラインをチョイスしたい。
PEの最大のメリット!ナイロンでは届かないポイントへアプローチ
「あの沖の潮目へダイレクトに投入できれば」……今まで叶わなかった釣り人のそんな願いを容易に実現してくれるのがPEラインである。圧倒的に優れた遠投性能により、これまでナイロンラインでは届かなかった範囲へ直接アプローチすることが可能。また、潮に乗せて遠方に仕掛けを流し込んだ場合でも、操作性と感度に優れたPEなら小さなアタリも逃さずキャッチできる。探れる範囲の拡大に加え、高い感度により釣りの精度の向上も期待できる。
遠投という単純なアプローチだが、探れる範囲が広がるのはかなりのアドバンテージとなる。
タナの深度を把握し、適したラインの選択が釣果のカギ!
ラインの浮力と抵抗の大きさによって、「探れるタナ」の範囲はある程度決まってくる。釣れるタナや水深が浅い場合は、ナイロンのフロートタイプが使いやすい。そして、釣るタナが深くなるにつれてナイロンのサスペンド、PEのサスペンドの順で扱いやすくなる。特に深ダナを長時間かけて探る場合はラインメンディングが重要となるため、水切りがよく操作性に優れたPEがベスト。ただし、視認性の面で初心者にはナイロンが扱いやすい場合もある。
タナが深くなるほどラインの張り具合が曖昧になるため、ラインメンディングが不可欠。細身で抵抗の少ないPEは操作の際に仕掛けを引っ張ることが少なく、安定して仕掛けを入れ込むことができる。
磯釣りにおいて、かつては扱いにくさが目立ったPEライン。しかし、先進技術を駆使した「PEG5+」の登場により、ナイロンを上回るパフォーマンスが期待できるようになりました。とはいえ、それぞれのラインの特性にあった釣り場の状況があり、うまく使い分けることでさらなる釣果アップが期待できます。私の場合、潮の流れが速いときはナイロン、弛んでいるときはPEといった基準で使い分けています。流れが速い場合は魚に引っ張られるアタリが多く、伸びのないPEでは合わせが強く効き過ぎてしまう。一方、潮の流れがなく弛んでいる場合は、繊細なシグナルをキャッチしやすいPEが断然有利です。それぞれのラインの特徴をよく理解して使い分けましょう。
以前から磯釣りでPEラインが使えないものかと考えていましたが、通常のPEは穂先に絡まるなどのトラブルが多く、まったく使い物になりませんでした。しかし、「PEG5+」は比重を上げるPTFEと張りを出すエステルモノが編み込まれており、扱いやすくなったことで磯用PEラインのイメージが一変。あらゆる場面でナイロンラインを凌駕していることに驚かされました。とはいえ、万能ラインではないのは確かであり、ナイロンの性質がPEよりも生きる状況が多々あります。細いためラインの操作も少々慣れが必要なので、ビギナーにはナイロンのほうが適しているでしょう。バランスの取れたナイロン、攻めのPEを上手に使い分け、磯釣りをより楽しんでください!
品番 |
カラー |
長さ(m) |
標準直径(mm) |
サイズ(号) |
本体価格(円) |
商品コード |
JANコード |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NL-I55R | 赤 | 150 | 0.205 | 1.5 |
2,500円 |
629456 | 4969363629456 |
NL-I55R | 赤 | 150 | 0.218 | 1.7 |
2,500円 |
629463 | 4969363629463 |
NL-I55R | 赤 | 150 | 0.235 | 2 |
2,500円 |
629470 | 4969363629470 |
NL-I55R | 赤 | 150 | 0.26 | 2.5 |
2,500円 |
629487 | 4969363629487 |
NL-I55R | 赤 | 150 | 0.285 | 3 |
2,500円 |
629494 | 4969363629494 |
NL-I55R | 赤 | 150 | 0.33 | 4 |
2,500円 |
629500 | 4969363629500 |
ライン種類: 磯 道糸
素材: ナイロン