グラップラー タイプ ブレード

グラップラー タイプ ブレード × ブレードジギング【大阪湾編】

【23AW新製品 オフショア】グラップラー タイプブレード / 山本啓人【シマノオンラインフィッシングショー】

瀬戸内海の広島・岩国沖におけるサワラ狙いから火が付き、大阪湾、日本海、東京湾、九州など各地に飛び火したブレードジギング。その核心は「リールから煙が出るくらい速く巻き続けろ」と称されるほどの超高速リトリーブにある。ターゲットの捕食行動を本気にさせる「攻め」のスタイル、突然訪れる強烈なバイト、それに続く大型魚とのスリリングなファイトは、キャッチ率の高さも相まってあっという間にソルトアングラーを魅了した。グラップラータイプブレードはそんなブレードジギングに特化し、求められる性能を1本に凝縮した専用設計。ソフトティップ＆ハードバットが生み出す超高速リトリーブ時の安定感をはじめ、レングス、反発力、クッション性、感度、パワーなど、ブレードジギングのベストバランスを突き詰めたスペックが、他ジャンルからの流用では決して得ることのできない快適なブレードジギングを演出する。アイテムは汎用性の高いS70-0と、パワー重視のS68-1の2モデルを展開。いずれもジョイントは持ち運びの利便性に優れるセンターカット2ピース仕様。

ティップにはクッション性と喰い込みやすさを両立するソフトティップを採用し、高速巻きにおけるルアーアクションの安定性とバイトに対する弾きにくさを追求。柔らかすぎない絶妙なバランスは、キャスト性能にも配慮した設計だ。さらにガイドは糸抜けの良いサイズと配置でライントラブルを激減している。また、ロッドの体幹となるブランクス本体にはシマノ独自の基本構造スパイラルXと強化構造ハイパワーXを搭載してネジレを抑制。強靭なバットとの相乗効果で高速巻きのブレを抑え、正確なフッキングや大型魚との安定したファイトをサポート。

リールシートは従来のライトジギングロッドより太径に設計し、グリップ性を向上。しっかりと握ることができ、力を掛けやすく、高速巻きの連続にもアングラーの過重な負担やストレスを低減。安定した巻きを演出する。また、グリップエンドからリールシートまでの位置は長すぎず、短すぎない400mmに設定。脇で支える際にも、キャストの際にもストレスを感じない絶妙なバランスに仕上がっている。