スコーピオン MD 200

スコーピオンMD200 × 酒井俊信【新たなフリースタイルMDリール誕生】

ブレーキは遠投性能に優れるSVSインフィニティを搭載して、中〜大型のルアーを幅広くカバー。200番クラスのハイラインキャパシティ、20lb×100mを収納するとともに、最大ドラグ力は5.5-6kgに設計。彼方のターゲットを狙い撃ち、掛けた大型魚とのバトルを制すべく存分なスペックを配備しています。巻き上げには、滑らかな巻きを実現するマイクロモジュールギア、それを強固に支持するX-SHIP、そしてHAGANE BODYが確かな巻き心地を実現。対モンスター戦で安心のヘビーデューティー仕様です。

軽い立ち上がりで、着水寸前までスムーズな回転が持続するMGLスプールⅢを搭載。低慣性化された新設計スプールは優れた回転性能を促し、遠投性能のみならず、幅広いルアーで安定したキャスタビリティを発揮します。また、サイレントチューンの採用がベアリングの振動を低減して、さらなる飛距離の伸びと軽快なキャストフィールにも貢献します。スプールスペックは遠心ブレーキとのバランスに優れた径35/幅23mmを採用。信頼と伝統のスペックがフリースタイルゲームをさらに面白くしていきます。

キャストの伸びに優れ、無段階調整が可能なブレーキシステムとして定評のSVS∞（インフィニティ）を搭載。外部ダイヤルによるブレーキの調整幅が広いため、外部ダイヤルのみで多くのシチュエーションに対応できます。もちろん内部ダイヤルを調整することで、さらに細かな調整が可能になります。またサイレントチューン搭載により、スプールを支持するベアリングの振動を極限まで低減。よりクリアかつ伸びやかな飛びを体感できます。

心臓部であるギアシステムを見直し、パワフルかつ優れた回転性能を実現するX-SHIPを採用。ドライブギアの大径化を始め、ピニオンとドライブ両ギアの最適配置、ピニオンギアによるベアリングの2点サポートなど頑強なギアユニットの搭載により、高負荷な状況下でも軽快なリーリングを体感できます。また噛み合う歯数を増やすことでさらなる強度を発揮するマイクロモジュールギアを搭載。ギアの噛み合わせによって生じる振動レベルが抑えられ、滑らかでシルキーな巻きごこちを実現します。

19スコーピオンMGL150から事実上のモデルチェンジにあたるのが、この24スコーピオンMD200。16lb.×100mから20lb.×100mへとラインキャパシティが増え、ドラグ力も十分なため、大型を掛けた後のファーストランに不安がない。様々なターゲットとのパワーバトルでより安心感が増しますね。スペック上の数字だけを見ると、ボディ自体が大型化した印象を受けますが、それは早合点。手の平にしっかり収まり、パーミング性能が非常に高いので、「MD」リールであることを忘れてしまうほど。加えて掴みやすくパワフルに巻けるパワーノブを搭載しているので、よりしっかり巻ききることができますね。既存のMD300ではやや過剰、MGL150ではやや物足りなかったという方に待望のMD200。両モデルの優れたスペックを継承しつつ、フリースタイルにより適したモデルに仕上がっています。