ステファーノ XR

【21AW新製品 船】ステファーノXR / 松本圭一【シマノオンラインフィッシングショー】

【高性能カワハギロッド】ステファーノXR×飯田純男、鈴木孝【トーナメントスペックカワハギロッド】

カワハギロッドの軽さや感度、理想的な調子を求めていった結果が1ピースロッドだと思っていました。ステファーノXRはバットジョイントでもなく、紛れもなくセンターカットの2ピース設計です。これで60g後半の自重、継ぎを感じさせない感度、Xシートフロントトリガーの操作性はまさに1ピース並み、ハイエンドロッドの性能そのままです。2ピースとなったことでバット部分がパワーアップし、これまでにない調子が出ています。私の感覚では3アイテム表示が従来より0.5ランク硬くなったイメージ、たとえばMはMH、MHはHというとらえ方です。宙釣りや誘い上げなど穂先を曲げてアタリを取るとき、ゼロテンやタルマセなど穂先を遊ばせてアタリを取るとき、その他さまざまな釣り方にも、XRならではの新鮮な前アタリ、掛けアタリが味わえます。伸び悩んでいたカワハギ釣りが一歩前進する可能性もあるということです。携行性も含めて2ピースになったことは、メリットしか感じられません。 

これまで、高性能なカワハギ竿といえばどうしてもワンピース設計が主流でした。ステファーノXRはセンターカット2ピースで、自重はわずか66～68グラム、穂先にはタフテック+ハイパワーXソリッド、スパイラルXコア、ナノピッチなど、最新テクノロジーも搭載した高感度設計となっています。これにXシートフロントトリガーも搭載され、操作性も向上。つまりXRはハイエンドなカワハギロッドの2ピース版と言えるわけです。短く仕舞えるので、コンパクトカーはもちろん、電車釣行や飛行機を使用した遠征釣行にも重宝するし、手入れも楽になりました。 アイテムは3種ありますが、いずれもバットパワーがあり、穂先部を柔軟にした仕上がり。先端からガイド2～3個分の曲がりが良いので、目感度も取りやすくなりました。落下の心配や指の疲労も抑えてくれるXシートフロントトリガーの操作性とも相まって、誘いやすさがアップしています。上下の誘い、チョイ宙でのユラユラ、タルマセから聞きアワせなど、頻繁に竿を動かして釣る方には特におすすめです。