フォースマスター600 ~全てを手中にするパワフルコンパクト~【ダイジェスト編】
2023年12月
※601:2024年2月発売予定、601DH:2024年3月発売予定より直感的に、だれもが安心してコントロールでき、釣りの楽しさを広げ、深めることができる電動リールとは。その問いを追求・進化させたのがフォースマスター600シリーズ。
“掛けた魚をバラさない”をコンセプトに進化したタッチドライブスピードロック。どのような姿勢でも瞬時の電動アワセを可能にするフッキングモード。フォールスピードのコントロールを可能にするNEWフォールレバー。これら新機能を搭載することで、巻く、フォールで誘う、両面における電動リールの操作性を新次元へとアップグレードしました。心臓部はパワーとスピードに優れるMUTEKIモーター+に加え、最大ドラグ力は25%アップ(※1)の10kg。また釣り人へのインフォメーションとなるディスプレイをカラー化し、海中の情報を伝える探見丸スクリーンを搭載。チャンスを逃がさない情報力も備えます。糸巻量PE2号300m/PE3号200mはタチウオ、コマセマダイ、青物など汎用性が高く、全国津々浦々、様ざまなフィールドで多彩な魚種に対応可能。これらあらたな機能を加えパワフルに進化、耐久性を維持しながら軽量コンパクト性を実現。誘う、掛ける、巻く、いなす。すべてを手中に収め、意のままに電動で、ときに手巻きで、ストレスなく楽しむことを可能にします。
ラインナップは巻き上げ力に優れるシングルハンドルの600、601と、リズミカルな誘いに向くダブルハンドルの600DH、601DHの4タイプ。すべての釣り人に、電動リールを思いのままに操る楽しさを提案します。
※1:20フォースマスター600との比較
※探見丸スクリーン/探見丸スケールは、すべての探見丸親機搭載船で使用可能です。アキュフィッシュ機能と魚群水深表示は、アキュフィッシュ対応の親機搭載船のみ使用可能です。
【電源について】
製品にはリチウム電池は搭載しておりません。
リールの性能を十分に発揮するためにも、大容量のバッテリー(当社製:BTマスター11AH)のご使用を推奨いたします。
フォースマスター600 ~全てを手中にするパワフルコンパクト~【ダイジェスト編】
フォースマスター600 便利機能解説【電動リールの活用法】
電動リールはどこまで人間の意思と同時に動くことができるのか。手を握るように、自然に、感じたままに操ることができたなら……。心躍るフッキングの瞬間に、息詰まるファイトのさなかに、本能的に、呼吸するかのごとくコントロールする。真の操作性を目指すためには、メカニカルな数値だけでなく、人間の動きを妨げないエルゴノミクスに根ざした機能性とデザインも要求されます。新たなフォースマスター600は、より直感的に、安心して扱える操作性・デザインとともに信頼のパワーとスピードに先進の情報力を加え、汎用性の高いコンパクトボディにパッケージング。すべてを手中にするパワフルコンパクトの登場です。
進化した操作性、タッチドライブスピードロック。タッチドライブスピードロックとは、ワンタッチで狙ったスピード(中間速設定)で瞬時に巻き上げることができ、まるで車のアクセルのように、タッチドライブを再度押すと加速し離すと減速することにより、ターゲットの動きに追従でき自由自在なスピードコントロールを可能にしました。実際、どのような場面で便利なのか。例えば、タチウオが喰い上げたとき、あらかじめ設定した中間速ではスピードが遅く間に合わない場面、タッチドライブを再度押すと中間速より加速し、タッチドライブを離せば減速し中間速に戻ります。この操作のメリットは、穂先に荷重を乗せた直後、引っ張り合い(バレ)を容易に防ぐことが可能になりました。
青物とのファイトにおけるポンピング、コマセマダイの細ハリスによる繊細なリフトアップでも同様に、ロッドアクションに合わせて、容易に加速、減速することができます。
ファイト中の喰い上げ時には即加速して追従。その後の強烈な引き込みには、指を離すことで即減速して対応。巻き上げスピードを自由自在に操り、タチウオを攻略可能。
※タッチドライブスピードロック×中間速ON設定時。
自動車のアクセルの如く直感的な操作が実現。コマセを振った分を巻き取る、ポンピングで寄せた分を巻き取る。釣り人のリズムやマダイの動きに合わせた攻略が可能。
※タッチドライブスピードロック×中間速OFF設定時。
ワンタッチで任意設定したスピードで巻上げる。
アジを巻き上げる毎に速度調整が不要なため、ごく簡単な操作で、アジを攻略可能。
※タッチドライブスピードロック(ON/OFF問わず)×中間速ON設定時。
上記のモードと異なるところは、ワンタッチで中間速よりも速い巻き上げが可能になります。例えばテンヤタチウオの喰い上げなど、瞬間的に速い巻き上げが必要な魚種にマッチし、瞬時にハイスピードで巻き上げることで、よりスピーディなフッキングが可能です。
※フッキングモードのON/OFFの切替えは可能です。
※フッキングモードは、タッチドライブスピードロックがON時のみ有効になります。
制御することが困難だったフォールスピードを容易、かつ正確に制御できるフォールレバー。より戦略的にスローフォールでさそう釣りが可能になりました。フォースマスター600シリーズに搭載のNEWフォールレバーは、内部にワンウェイローラーベアリングを搭載しフォールテンション(ブレーキ)をかけた状態でもハンドル回転やモーターの巻上げに抵抗が生じません。
フォールのブレーキ力は錘80号相当の負荷まで対応。テンヤタチウオ、コマセマダイ、落し込み、イカなど様ざまな釣りで、カウンターに表示されるフォールスピード表示を確認することでヒットパターンの再現性をもたらします。
フォースマスター600シリーズに搭載しているモーターは高温時にも高いトルクを持続し強力なパワーを発揮するMUKTEKIモーター+。実釣面においては駆動時のレスポンスの速さに優れ、仕掛けのタッチアップ、アワセ、ファイトなど、実釣のあらゆるシーンでアドバンテージを実感させてくれます。モーターの性能を使いこなすカギとなるドラグ力は25%アップ(※)の10kg。ドラゴン級タチウオのゴリ巻きを可能にし、青物とのファイトにも怯むことがありません。
※20フォースマスター600との比較
電源ケーブルのコネクターをハンドル側に配置するSコンパクトボディにより、手で包み込むようなパーミング性を実現。タチウオやマダイ、イサキなどに十分なラインキャパシティとパワーを持ちつつ、リールサイズはシマノ最小電動リール・フォースマスター200と同等の高さに抑え、パーミングした手でタッチドライブやスピードクラッチの操作が可能です。また、NEWフォールレバー、ドラグ力UP、カラーディスプレイなど新機能を実装、充実させながら、内部構造を見直すことで強度・耐久性を落とすことなく軽量化を実現しました。
PE2号300m/PE3号200m。この糸巻き量が意味することは、水深200メートルまでの多数の釣りをカバーできるということ。例えばタチウオ、コマセマダイ、青物、ライト落し込み、ヒラメ、アマダイ、浅場のヤリイカ、アカムツはもちろん、イサキ、シマアジ、そしてアジ釣りにもマッチします。先進の充実機能を装備したフォースマスター600シリーズは汎用性が高く、1台で釣りの幅を大きく広げます。
これから海底が下がっていくのか、上がっていくのか。魚群、タナはどう変化したのか。通い慣れたベテランですら判断が難しい海中の「今」を手元で知ることを可能にするのが、ディスプレイにカラー魚探表示機能を搭載した探見丸スクリーン。ディスプレイには海底水深、海底形状、群れの大きさ、魚のサイズ(単体魚)、仕掛けの軌跡を表示。たとえばタチウオ釣りで中層に反応が現れたとき、いち早くその棚を探ることで釣りの展開が大きく変わることがあります。また、コマセマダイや落し込みでは、魚群が現れる瞬間を知ることでチャンスを手にする確率がアップ。これらの情報は探見丸CV-FISHでも視認できますが、リールのディスプレイに表示されることにより、竿先を見ている視線を大きく動かすことなく、釣りの動作の中で自然に魚探の情報を知ることを可能にします。
※探見丸スクリーンはすべての探見丸親機搭載船で使用可能です。
アタリを手に感じる、あるいは竿先に視認したとき、釣り人は思考より早く、直感でアワセの動作を行い、電動リールであれば巻き上げへ移行します。このとき、釣り人の目線は竿先と海中に伸びるラインに、意識はロッドコントロールに集中しつつ、ターゲットの動きやサイズを予測しながら瞬時に電動巻き上げスピードを決定、的確に調整することが理想的な操作となります。
その理想をより素早く、正確に行うべく、フォースマスター600はワンタッチで瞬時に狙った速度で巻き上げができ、ファイト時には指を押す/離すだけで直感的な速度調整を可能にするタッチドライブスピードロックを搭載。電動リールの新たな次元での操作性を実現しています。
さらに操作性が向上したロッドのグリップ・Xシートテクニカルガングリップとのマッチングで安定した操作を実現、フォースマスター600のストロングポイントであるタッチドライブ機能を、より素早く、正確に、長時間の釣りに活かすことを可能にします。
アタリやファイトなどの「瞬間」に、意識することなく「精密」な操作を可能にする。それはすなわちロッドコントロールと電動巻き上げをシームレス化する組み合わせ“瞬間・精密”コンセプトをぜひご体感ください。
タッチドライブスピードロックの機能をコマセマダイで活用するとき、私はタッチドライブスピードロックを[ON(オート)]に、中間速である「さそい速」と「ファイト速」をともに[OFF]にして、タッチドライブを押した分だけ巻き上げが加速し、離すと巻き上げがストップ、いわば自動車のアクセルような使い方で使用します。仕掛け回収の時は、私はタッチドライブスピードロックを[OFF]にして使用します。マダイが掛かってからのやり取りでは私は竿を持ち上げた分だけリールを巻くポンピングを行うのですが、先ほどの設定にしておくと、タッチドライブで巻いて、止めてをレスポンスよく、クイックに操作することができるのでロッドワークに集中できます。
これはコマセワークも同様で、竿を上げてコマセを振り出し、竿を下げながら素早く巻き取る動作を指の感触だけで行えるため、ミチイトのマーカーを目で追いながら、水深とロッドワークに集中することができます。もちろんコマセマダイですのでドラグはハリスに合わせた緩めの設定で使ってください。ドラグを緩めに設定していれば、万が一誤って速く巻き上げ過ぎてしまってもハリスが切れたり、魚がバレることはありません。気をつけたいのは巻き上げのレスポンスで、慣れるまではモード設定を[ノーマル]や[スロー]にしておきます。[クイック]はさらにレスポンスよく操作できますが、慣れないうちはせわしなくなってしまうかもしれません。[スロー]は、押圧に関係なく「ノーマル」設定よりも緩やかにスピード調整が可能になりました。タッチドライブが初めての方には、おすすめの設定です。
また、ポンピングせずに竿を一定の角度に保ってヤリトリする方には、ドラグを緩く設定したうえで「ファイト速」のみ[10]前後として、タッチドライブスピードロックを併用するのがおすすめです。
このほか大きく変わった点としては、探見丸スクリーンが搭載されたことにより、探見丸子機を持っていない人でも探見丸の情報をリアルタイムで得ることができます。この「情報」は非常に大切なものです。私の場合、魚探映像とコマセワークや落し込みのタイミングをシンクロさせることで効率的に釣果アップを狙っています。
NEWフォールレバーはコマセマダイにおいて、錘80号で滑らないようにセットして、緩やかに沈めていくように使うことで、落し込みの誘いに活用できます。ただ、同じ水深でも潮の速さなどによって抵抗が変わってきますので、その都度調整したいところですね。落し込みの誘いはフォールレバーだけでなく、サミングしながらクラッチ操作ができるスピードクラッチによって、サミングしながらの小刻みな落し込みも大変気に入っています。個人的には、手持ち竿のときはフォールレバーでジワジワと、置き竿の時はスピードクラッチで小刻みにクイックに落し込む。そんなイメージですね。また、ハンドルのギア比が上がっているため手巻きでの巻き上げ速度が上がるとともに、適度な手応え、巻き感が良くなっているので、コマセワークや、やり取りは手巻きで楽しみたい人、アマダイなど誘いを多用する釣りなどでも満足できるはずです。
釣りはそれぞれリズムがあると思います。そのリズムが狂わないレスポンスを実現してくれるのがタッチドライブ。そして細部にわたる機能の充実。新しいフォースマスター600を一言でいえば、リズムよく釣りができる、気持ちいいリールですね。
フォースマスター600は、浅い場所から中深場の一歩手前まで楽しめる汎用性の高い電動リール。四季折々、色んな釣りを楽しみたい人におすすめのサイズと機能を持っている電動リールです。その中には当然タチウオも含まれるわけですが、新しいフォースマスター600はタチウオ釣りと非常に相性がいいリールといえます。ラインキャパシティに余裕があるため、万が一サバフグにラインを切られても釣りを続行できますし、探見丸スクリーンが搭載されていますので探見丸子機をお持ちでない方でも探見丸の情報を見ることができます。そして何よりタッチドライブスピードロックと中間速2段階設定は、タチウオ釣りに非常に有効です。やっぱり掛けたタチウオは獲りたいですよね。新しいタッチドライブスピードロックによって、タチウオの喰い上げに合わせて即加速でき、穂先に荷重を感じたら即減速…といった操作がカンタンにできるようになりました。
テンヤタチウオでの設定例としては、まず「タッチドライブスピードロック」は[ON(オート)]、レスポンス(モード設定)は[ノーマル]。初期設定のまま使用します。また、釣り場を問わず微速巻きを多用すると思いますが、ここで役立つのが中間速2段階設定。今までの製品は中間速設定が1つでしたが、新しいフォースマスター600では中間速を2つ「さそい速」と「ファイト速」の設定が可能になりました。
例えば「さそい速」を[2]から[4]の間に設定しておくと、ワンタッチで正確に微速巻きが始められます。タチウオが掛かったときの巻き上げ速度は「ファイト速」で設定、魚の大きさなどにより変更していきますが概ね[12]から[17]です。微速巻きで誘いを行い、アタリが出て合わせたらタッチドライブを押し込んでファイト速でフッキングから魚の突っ込みを交わしたら、その後は、押し込んだ分だけ速度が上がり、離すと中間速(ファイト速)に戻るタッチドライブスピードロックにより、魚の動きに対応してやり取りを楽しめます。
また、しっかりテンヤを止めて、掛かったらすぐファイトしたい人は「さそい速」を[OFF]、「ファイト速」を[17]などにしておくといいでしょう。こちらは初期設定のままです。さらに、さそい速もファイト速も[OFF]に設定すれば、「タッチドライブスピードロック」が[ON]の場合は、チョイ巻き感覚でスピードOFFからHiまでを、自由自在にタッチドライブで操作できます。
新しいフォースマスター600は一見、前モデルと大きく変わっていないと感じるかもしれませんが、このようにフルモデルチェンジといえるぐらい進化しています。また、タッチドライブの押し感も良くなりましたし、液晶画面も大きくなりました。そして、ライン残量表示機能も嬉しいところで、サバフグ対策により単色ラインを巻く機会が増えたテンヤタチウオシーンでは非常に有効です。同時に複雑ではなく、設定が苦手な人でも、設定変更用の専用ボタン1つで行えるので簡単です。スマートフォン、いや、テレビのリモコンよりもシンプルですので、ぜひ試してみてください。
制御することが困難だったフォールスピードを容易、かつ正確に制御できるフォールレバー。より戦略的にスローフォールでさそう釣りが可能になりました。フォースマスター600シリーズに搭載のNEWフォールレバーは、内部にワンウェイローラーベアリングを搭載しフォールテンション(ブレーキ)をかけた状態でもハンドル回転やモーターの巻き上げに抵抗が生じません。フォールのブレーキ力はオモリ80号相当の負荷まで対応。テンヤタチウオ、コマセマダイ、落し込み、イカなど様々な釣りで、カウンターに表示されるフォールスピード表示を確認することでヒットパターンの再現を可能にします。
「クラッチON」もしくは巻き始めたところから、設定した距離を巻き上げるとアラーム音でお知らせする機能です。さそう棚の幅(距離)が決まっている時、カウンター表示を確認せず、さそいが可能になります。たとえば、タチウオや鯛ラバの釣りで、巻き上げ距離アラームを10mに設定し、「底から10メートル」の誘いを繰り返すとき、水深の変化に関わらず着底から10メートル巻いた時点でハンドル巻き上げ、電動巻き上げともにアラーム音でお知らせします。
※一度アラームが鳴り、クラッチをOFFにせず、さらに巻き上げてもアラームは鳴りません。再びクラッチをOFFからONにし、設定した距離を巻き上げるとアラームで通知します。
ハンドル1回転あたりの巻き上げ距離67cmとハイギア化、最大巻き上げ長を約30%アップ(※)。ハイギア仕様の手巻きリール同様の操作感があり、すばやい巻きアワセやリズミカルなさそいが可能。また、ハイギア化により魚を掛けた際の重みを感じやすく、釣趣も手巻き感覚へ近づいています。
※20フォースマスター600との比較
モーターで電動巻き上げをしているときにクラッチをOFFにすると、自動でモーターもOFFになる機能です。フォール中のモーター音がなくなり、繊細な操作に集中できます。また、クラッチをONにすると再び電動巻き上げをレスポンス良く開始します。
※設定をONにしてご使用ください。
ハンドルで巻いたときのスピードをデジタルカウンターに表示します。モーターを駆動させるダイヤル31段とリンクしているため、手巻きでの巻き上げスピードを電動で再現することが可能です。手巻きリールとしても楽しめます。
※超変速制御がONの場合に機能します。
クラッチレバーを押すだけの簡単操作でクラッチON/OFF切替が可能。スプールをサミングした状態でクラッチ操作ができるので、煩わしいバックラッシュを防止します。さらに、スプールを指で押さえたままクラッチ切替がスピーディに行えるので狙いのタナがズレることもありません。フォースマスター600シリーズでは、クラッチOFF時、クラッチレバーの位置を従来(※)より下げることで、サミングスペースが広くなりサミング性が向上。またクラッチOFFの識別を可能にしました。
※20フォースマスター600との比較
アングラーの意志に感応するタッチドライブ。感性が活きる操作性。
リールの上面に配置したシーソー感圧スイッチのタッチドライブは、親指の押圧で31段階のスピード調整ができ、1回押す毎に1速ずつ変速させることも可能。自在の操作が実現できます。また、ワンタッチでお好みのスピードでの瞬時の巻き上げが可能な中間速設定機能を新たに追加。魚が掛かり思わず力が入って、スイッチを押し込んでしまうような場面でも設定した巻き上げスピード以上にならないため、アジなどの口切れや浅掛かりのハリはずれ、そして細ハリスのライン切れなどを回避することが可能。また、中間速の設定は釣り人のお好みに応じて自由に速度(上限)変更することができます。
"フォース"で発揮される高いトルクとパワー。駆動時のクイックレスポンスが真骨頂。
MUTEKI MOTOR+とは高温時にも高いトルクを持続し、強力なパワーを発揮するブラシモーター。もともとは、一般的なプラスチック磁石を使用するモーターよりも、より高い性能を発揮するMUTEKI MOTORでしたが、これに採用されていたネオジウム磁石を特殊希土類磁石に変えることによって、さらに上の性能を獲得したのがMUTEKI MOTOR+になります。特に実釣面において駆動時のレスポンスの速さが特筆され、仕掛け着底後にヒットするケースなどでは、すばやく底を切るための大きなアドバンテージとなります。トルクやパワーはもちろんですが、数値では示すことができない部分のスピード感こそが、このモーターの真骨頂といえます。
ワンタッチで狙ったスピード(中間速設定)で瞬時に巻き上げることができ、まるで車のアクセルのように、タッチドライブを再度押すと加速し離すと減速することにより、ターゲットの動きに追従でき自由自在なスピードコントロールを可能にしました。例えば、タチウオが喰い上げたとき、あらかじめ設定した中間速ではスピードが遅く間に合わない場面、タッチドライブを再度押すと中間速より加速し、タッチドライブを離せば減速し中間速に戻ります。この操作のメリットは、穂先に荷重を乗せた直後、引っ張り合い(バレ)を容易に防ぐことが可能になりました。
※タッチドライブスピードロックのON/OFFの切り替えは、「LOCK」ボタンを押すごとに切り替えできます。電動で巻き上げ中も切り替え可能です。
電動リールにカラー魚探表示機能を搭載。
探見丸スクリーンは、海底水深、海底形状、群れの大きさや魚体長=ACCU-FISH®(アキュフィッシュ)などの魚の反応、そして仕掛けの軌跡を電動リールに表示。船べりの探見丸子機やスマートフォンに眼を移すことなく、手元のリールカウンターの上に鮮明なカラーで映し出されます。克明な海底の変化や魚の反応など、見ているだけでモチベーションが上がり、実釣に直結する機能。電動リールと探見丸の融合をぜひご体感ください。
※探見丸スクリーンは、すべての探見丸搭載船で使用可能です。
※ACCU-FISH®機能は、ACCU-FISH®対応の親機搭載船のみ使用可能です。
海底水深や海底形状、魚群情報をリールに表示。
簡易魚探機能の探見丸スケール。刻々と変化する「フラット」「かけ下がり」「かけ上がり」の3つの海底変化が、見やすくわかりやすいピクトで表示されるので、海底形状がイメージしやすくなります。また、ピクト横の海底水深表示は、リアルタイムで表示されるので、底取りの予測や海底のトレース、根掛かりの不安を抱くことなく釣果アップにつなげられます。さらに、魚群を感知するとアラームが鳴り魚群水深表示に切り替わると、魚のいるタナ(魚群水深)が表示され、すばやく仕掛けをヒットゾーンに届けることができます。
※海底水深表示は、すべての探見丸搭載船で使用可能です。
※魚群水深表示は、ACCU-FISH®対応の親機搭載船のみ使用可能です。
船縁で魚探を見ることができる探見丸システムに対応している電動リールです。探見丸の子機と接続することができるため、船釣りの楽しさがワンランクUPすること間違いなしです。
制御することが困難だったフォールスピードを容易、かつ正確に制御できるフォールレバー。より戦略的にスローフォールでさそう釣りが可能になりました。フォースマスター600シリーズに搭載のNEWフォールレバーは、内部にワンウェイローラーベアリングを搭載しフォールテンション(ブレーキ)をかけた状態でもハンドル回転やモーターの巻き上げに抵抗が生じません。フォールのブレーキ力は80号相当の負荷まで対応。テンヤタチウオ、コマセマダイ、落し込み、イカなど様々な釣りで、カウンターに表示されるフォールスピード表示を確認することでヒットパターンの再現を可能にします。
クラッチレバーを押すだけの簡単操作でクラッチON/OFF切替が可能。スプールをサミングした状態でクラッチ操作ができるので、煩わしいバックラッシュを防止します。さらに、スプールを指で押さえたままクラッチ切替がスピーディに行えるので狙いのタナがズレることもありません。
リール本体のコンパクト化はもちろん、電源ケーブルのコネクターを従来品とは逆のハンドル側に配置。リールをガッチリとホールドできるボディ形状設計。パーミング性能が向上し快適に操作できます。
高速落下性能が攻めの釣りを拓く。
大口径のスプールを滑らかに逆転させるため、主要回転軸に多くのS A-RB(ボールベアリング)を配置。低負荷で逆転を始める高速落下性能は、小型電動リールに採用しているスーパーフリースプールと同等の落下性能を確保しています。軽い仕掛けを用いる釣りや、狙いの棚にすばやく仕掛けを到達させることができます。
エキサイティングドラグサウンドが電子音になりました。アングラーを白熱させる音が鳴り響きます。
軽量カーボン素材CI4を進化させた新カーボン素材。軽さをそのままに剛性、耐久性が大幅にアップし、リールの小型、軽量化を可能にしました。
特殊防錆処理をベアリング自体に施すことで、錆びに対する耐久性が大幅にアップしました。S A-RBはさらに側面を防錆素材でシーリングし、ベアリング内部での塩分再結晶化による塩ガミを大幅に減少させています。
視認性、操作性に優れたドット液晶です。
品番 |
ギア比 |
最大ドラグ力(Kg) |
自重(g) |
スプール 径(mm)/幅(mm) |
糸巻量PE(号-m) |
最大巻上長(cm/ハンドル1回転) |
ハンドル長さ(mm) |
ベアリング数BB/ローラ― |
実用巻上持久力(Kg) |
最大巻上速度(m/分) |
実用巻上速度(m/分)1kg負荷 |
実用巻上速度(m/分)3kg負荷 |
夢屋ハンドルノブタイプ |
夢屋ハンドルタイプ |
電動ケーブル全長(m) |
本体価格(円) |
商品コード |
JANコード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
600 | 6.5 | 10 | 490 | 33/30 | 2-300, 3-200 | 67 | 65 | 8/2 | 6 | 195 | 148 | 130 | B | BH-2, 3, 4, 5 | 2.5 |
95,200円 |
045058 | 4969363045058 |
600DH | 6.5 | 10 | 495 | 33/30 | 2-300, 3-200 | 67 | 55 | 8/2 | 6 | 195 | 148 | 130 | A | BH-2, 3, 4, 5 | 2.5 |
95,200円 |
045065 | 4969363045065 |
601 | 6.5 | 10 | 490 | 33/30 | 2-300, 3-200 | 67 | 65 | 8/2 | 6 | 195 | 148 | 130 | B | BH-2, 3, 4, 5 | 2.5 |
95,200円 |
045072 | 4969363045072 |
601DH | 6.5 | 10 | 495 | 33/30 | 2-300, 3-200 | 67 | 55 | 8/2 | 6 | 195 | 148 | 130 | A | BH-2, 3, 4, 5 | 2.5 |
95,200円 |
045089 | 4969363045089 |
注記 ※フォースマスター600は全機種PEライン専用です。
※スプールの下巻きライン部(上ライン)まで下巻きをした場合の糸巻量(PE号ーm):3-100
※スプールの下巻きライン部(下ライン)まで下巻きをした場合の糸巻量(PE号ーm):2-200
※本製品は、一部の08探見丸と通信できない場合があります。シリアルナンバー「200804~201010」が対象になります。お手元の08探見丸CVの裏側のシールに記載しております。ご確認の上、ご使用ください。
※「ACCU-FISH®」は、古野電気株式会社の登録商標です。
※この製品は電磁波を発生させる製品であり、各国の規制法令や技術認証制度の適用対象となり得ます。日本国外に対する販売は処罰の対象となるおそれがあります。転売行為はおやめください。