ネッサ XR

【22AW新製品 ネッサ対談】新たなサーフフィッシングを切り拓くネッサ新製品 / 堀田光哉×黒田寛亮【シマノオンラインフィッシングショー】

【21AW新製品 ネッサ】ネッサXR / 堀田光哉【シマノオンラインフィッシングショー】

ネッサ XR S110M/MH が新しくラインナップに追加

このロッドの特徴は、引き抵抗の少ないルアーの感知能力に優れていて、幅広いウェイトのルアーをキャストできる設計になっていることです。ロングロッドなので、サーフとつながる河口や流れ込み、離岸流、ブレイクラインなどの攻略で特に効果を発揮します。相性の良いルアーはシンキングペンシルやサーフ用のビッグベイトで、ルアーの動きを感じながらスローにアクションさせるような使い方が得意です。11フィートという長さを活かして遠投もしやすく、風の影響を受けてもラインメンディングしやすいよう、扱いやすさにもこだわって設計しました。またバッドパワーもあるため、重量のあるルアーの操作がやりやすいだけでなく、魚との波打ち際でのやり取りにも余裕を持って対応できるようなパワーを持ったロッドに仕上がっています。

流れを敏感に捉えるソフチューブトップを搭載

「ネッサ XR S110M/MH」にはネッサXRシリーズの中で唯一、穂先にソフチューブトップのテクノロジーを搭載しています。ソフチューブトップとは、穂先の構造がソリッドティップのようにしなやかでありながら、感度に優れたチューブラーティップであることが特徴です。これによりルアーの動きや抵抗を敏感に感じ取りやすくなり、潮の流れや変化をアングラーが感じ取りながら、ルアーを操作しやすくなります。これまで遠投やルアーの操作性を重視したネッサXRシリーズに新しい使い心地のロッドが加わることで、新たなゲーム展開がやりやすくなりました。

ネッサ XR S110M/MH は流れを敏感に感じ取れるため、狙ったポイントでルアーをゆっくりと泳がせやすくなりました。特に変化の少ないサーフでは少しでもヒット率を上げるためにも、小さな変化を逃したくないもの。その変化をロッドが敏感に感じ取って伝えてくれるので、タフコンディションでも、自然とヒット率を高められるようなロッドに仕上がっているように感じます。今回は「アーマジョイント150S」と組み合わせて使用しましたが、このルアーとの相性がとても良く、ブレイクラインを狙った遠投もやりやすかったです。さらに大型のヒラメやマゴチとファイトをしてもパワーに余裕があるので、遠くでもしっかりとフッキングが決まり、安心してファイトできました。通い慣れたポイントやビッグベイトを主体とするサーフフィッシングを考えられている方には、これまでとは違ったアプローチを可能にしてくれる新しい使い心地のロッドになると思います。

穂先の繊細さとバッドパワーが特徴のネッサ XR S110M/MH は、ネッサXRシリーズのラインナップの中でも特に自分に合っていると感じる調子設計です。キャスト時には少しでもルアーを遠くへ飛ばしたいのでしっかりと振り込むことが多いのですが、自重のある重ためのルアーでもパワーロスしている感覚がなく十分な反発力が得られます。さらに繊細なティップのおかげで、流れの変化を感じ取りやすいことはもちろん、風の力とPEラインの浮力を利用したドリフト釣法や、払い出す潮の流れにルアーを乗せて流していくようなテクニックもこれまで以上にやりやすくなっています。これらは一見すると上級者にしかできない高等テクニックのように感じますが、ロッドが必要な情報を手元へ伝達してくれるため、そのテクニックをオートマチックに引き出してくれるような使い心地のロッドであるように感じます。これまで遠投を主体にサーフフィッシングを展開をされていた方や、より高い釣果を目指してテクニックを追求したい方には、ぜひ手にとってほしいロッドです。